インダクションモーター
　■特長
　　・コンデンサラン型単相モータと三相インダクションモーターが
　　　あります。
　　・コンデンサラン型単相モーターは始動トルクは　
　　　それほど大きくありませんが、構造がシンプルで信頼性があり高効率、　　　
　　　低騒音です。
　　　三相モーターは始動トルクが大きく、高信頼性、高効率です。
　　・電圧仕様は単相モーターがC（100V 50/60Hz）、D（200V 50/60Hz）の
　　　2 タイプ、三相モーターがU（200V 50/60Hz）の1 タイプです。
　　・連続定格運転が可能です。
　　・定格回転数は負荷の大きさにより変動します。
　　・ 単相モーターの回転方向を変更する場合は、
　　　モーターを完全停止させてから行って下さい。

レバーシブルモーター
　■特長
　　・レバーシブルモーターはコンデンサ型単相インダクションモーターで
　　　一般的特長はインダクションモーターと同じです。
　　・簡易ブレーキ装置が内蔵されており、またメイン及びサブコイルが
　　　同様な構造になっているため、頻繁な正逆運転が可能です。
　　・始動トルクが大きいため、正転から逆転、逆転から正転が
　　　短時間で行えます。
　　・ブレーキはその保持力により、停止時のオーバーランを防ぎ
　　　モーターを瞬時に停止させます。
　　・定格運転時間は30 分です。
　　・ レバーシブルモーターの回転数、トルク、電圧、コンデンサの
　　　数値はインダクションモーターと同じです。

電磁ブレーキ付モーター
　■特長
　　・交流無励磁作動型の電磁ブレーキを直結しており、
　　　電源OFF と同時にモーターは瞬時に停止し、負荷を保持します。
　　・インダクションモーターは電源OFF 後もすぐには停止せず、
　　　無負荷状態では30 ～ 40 回転、レバーシブルモーターも5 ～ 6 回転
　　　オーバーランします。モーターを瞬時に停止させることが必要な場合は　
　　　ブレーキパックが使用されます（オーバーランは1 回転以下）が、ブレー
　　　キパックは電磁ブレーキ回路であるため保持トルクはありません。
　　・電磁ブレーキモーターは電源OFF 後、1 ～ 4 回転オーバーランします。
　　・一分間当り6 回の停止が可能です。（但し、3 秒以上停止させることが
　　　必要です。）
　　・定格運転時間は30 分です。
　　・ 整流回路内蔵により、ブレーキはモーターと同じ交流電源を
　　　使用することができます